1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

コラム

記事公開日

オフィスデザインの費用相場はいくら?内訳とコストを抑えるコツを解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オフィスの移転やリニューアルを検討する際、経営層や意思決定者にとって最も気になる要素の一つが「費用」です。オフィスデザインの予算は物件の面積や工事内容で大きく変動するため、全体でどの程度の予算を見込むべきか判断に迷うケースが少なくありません。
適切な予算計画を立てるためには、概算の相場感を把握するだけでなく、見積もりに含まれる具体的な内訳を正しく理解することが求められます。本記事では、オフィスデザインの費用相場(坪単価・従業員規模別)や費用の内訳、コストを抑える実践的なポイント、信頼できるパートナー企業の選び方まで詳しく解説します。

オフィスデザインの費用相場

オフィスデザイン・施工にかかる費用は、物件の状態(スケルトンか居抜きか)、デザインのこだわり度合い、導入する什器のグレードなどによって大きく変動します。ここでは一般的な費用相場について、「坪単価」と「従業員数(オフィスの広さ)」の2つの軸から見ていきましょう。

坪単価による費用相場

オフィスデザインおよび内装工事全体の費用相場は、1坪あたり10万〜30万円程度が一般的なボリュームゾーンです。デザイン性や仕様にどこまでこだわるかによって、以下のように坪単価が分かれます。
グレード 坪単価相場 想定される工事・デザイン内容
スタンダード(低価格重視) 10万〜15万円 既存のレイアウトを活かし、間仕切りや壁紙の張り替え、最低限の什器導入など簡易的なリニューアル。
ミドル(標準的・機能重視) 15万〜30万円 エントランスや会議室にこだわりを持たせ、執務エリアの動線設計やインフラ設備を一新する標準的な工事。
ハイグレード(デザイン・ブランディング重視) 30万〜50万円以上 フルオーダーメイドの造作家具、特注建材、最先端のICT環境構築、全面スケルトンからのフルリノベーションなど。
スケルトン物件(内装が全くない状態)から工事を行う場合は、空調や照明などの基本設備もすべて新設することになるため、1坪あたり30万円以上の予算が必要になるケースも珍しくありません。

従業員数(広さ)ごとの費用目安

オフィスに必要な面積は、一般的に「従業員1人あたり2〜4坪(約6.6〜13.2㎡)」が目安とされています。この基準面積に坪単価を掛け合わせることで、人数や広さに応じた概算費用を算出できます規模別の総額目安は以下の通りです。
  • 10名規模(約20〜30坪):約200万円〜900万円
  • 30名規模(約60〜90坪):約600万円〜2,700万円
  • 50名規模(約100〜150坪):約1,000万円〜4,500万円
  • 100名規模(約200〜300坪):約2,000万〜9,000万円
上記は設計費・内装工事費・インフラ工事費などを含めた概算総額です。物件の設備条件や什器の選定によって金額は上下します。将来的な増員計画がある場合は、それを見越した面積と予算設定を行ってください。

オフィスデザイン費用の主な内訳

提示された見積書を正しく精査し、無駄なコストを省くためには、費用の内訳を正しく理解しておくことが重要です。オフィス構築の費用は、主に以下の4つに分類されます。

レイアウト設計費

オフィス全体のゾーニング、動線設計、コンセプト設計、CAD図面作成、3Dパースの作成などにかかる費用です。総工事費の5〜15%程度、もしくは坪あたり1万〜3万円程度が目安となります。ただし、デザインの修正回数や、複雑な特注デザインの有無などによって費用は変動します。単に見栄えを整えるだけでなく、社員の動線効率や安全性を担保するための重要な工程です。

内装工事費

空間そのものを構築するための工事費用で、全体費用の大きな割合を占めます。坪あたり5万円〜15万円程度が相場です。内装工事費には以下の項目が含まれます。
  • 仮設工事:養生や現場管理、清掃費用
  • 間仕切り(パーテーション)工事:会議室や役員室、エントランスなどの空間区切り
  • 床・壁・天井仕上げ工事:タイルカーペットの敷設、クロス張り替え、塗装など
  • 建具・ドア工事:スライドドアやセキュリティ連動扉の設置
使用する建材のグレード、施工面積、防音性能の有無により金額は変わり、企業のイメージに合わせた特注の意匠を取り入れるほど、内装工事費は上昇します。

設備インフラ工事費

業務を円滑に行うためのインフラ環境を整える工事です。法規(消防法や建築基準法)に適合させるための工事もここに含まれます。社員1人あたりで考えると、5万円〜15万円程度が相場です。
  • 電気・照明工事:コンセント増設、照明器具の変更・移設、配線整理
  • 空調・換気工事:部屋の増設に伴うエアコンの移設・増設
  • 通信・ネットワーク(LAN/電話)工事:Wi-Fiアクセスポイント設置、有線LAN配線、サーバー室構築
  • 消防・防災設備工事:スプリンクラー、感知器、非常誘導灯の移設・増設(間仕切り壁を新設する際に必須となるケースが多い工事です)
レイアウト変更に伴い、コンセントの位置を大幅に変えたり、独立した空調を新設したりする場合は追加費用が発生します。

家具・什器の購入費

業務に使用するデスクやチェア、収納棚、受付カウンターなどの備品をそろえるための費用で、社員1人あたり10万円〜30万円程度が相場です。オフィス家具は価格帯の幅が広く、量産品を選ぶか、デザイン性の高いブランド家具や特注の造作家具にするかによって総額が大きく変わります。

オフィスデザインの費用を抑えるコツ

オフィスデザインのクオリティや機能性を保ちつつ、コストパフォーマンスを最大化するための4つのポイントを紹介します。

設計から施工まで一括対応できる専門会社へ依頼

デザイン設計、内装工事、設備手配、什器制作などを別々の会社へ個別発注すると、各社ごとに中間マージンや管理費が発生し、総額費用が高くなる傾向があります。一方で、企画・設計から施工・什器設置まで一括で引き受ける専門会社へ依頼すると、窓口が一本化されるため余計な諸経費を抑えられます。

内装材や什器のグレード調整

「見せる場所」と「機能性重視の場所」でメリハリをつけることが有効です。
  • 来客・共用エリア(エントランス、役員会議室など):企業の顔となるため、デザイン性の高い素材や特注什器でブランディングを強化。
  • 執務・バックオフィスエリア:汎用性の高い既製品やスタンダードなクロス・床材を採用し、機能性とコストダウンを両立。
視線が集まる場所へ予算を集中させることで、総額を抑えつつも洗練された空間を演出できます。

既存設備や家具の継続利用

リニューアルや移転にあたり、すべての家具を新調する必要はありません。状態が良く、新しいデザインコンセプトにも馴染む既存のデスクや収納棚はリユースすることで、購入費用を削減できます。特に、耐久性の高いスチール製什器などはクリーニングや配置の工夫次第でそのまま活用でき、什器購入費を圧縮できます。

居抜き物件の活用

前のテナントが残した内装や設備をそのまま引き継ぐ「居抜き物件」を選定するのも効果的な手法です。スケルトン物件からの構築に比べ、内装解体費用や下地工事、インフラ工事にかかる費用を大幅に削減でき、工期短縮による賃料の二重払いリスクも軽減できます。
ただし、自社の希望するレイアウトと合わず大規模な改修が必要になる場合は、かえって割高になる恐れがあるため事前の綿密な内見が必須です。

信頼できるデザイン会社の選び方

デザイン会社を選定する際の4つのチェックポイントを紹介します。

一括対応の範囲

自社が求める業務範囲(物件選定サポート、コンセプト策定、レイアウト設計、各種内装工事、IT・インフラ工事、引越し管理、原状回復工事など)をどこまで一括でカバーできるかを確認しましょう。対応範囲が広い会社ほど、プロジェクト全体の管理負担を軽減できます。

類似業界での施工実績

デザイン会社のポートフォリオを確認し、自社と同等の規模感や、同業他社での施工実績が豊富かどうかをチェックします。業界特有の働き方(セキュリティ要件、個席の必要性、ペーパーレスの進捗度など)に対する理解が深い会社であれば、より実用性の高い提案が期待できます。

提案内容と概算見積もり

「提示されたデザインが自社の企業理念や経営課題を解決するものになっているか」「見積もりの項目が『一式』ではなく詳細に明記されているか」を精査します。また、自社の要望をそのまま図面にするだけでなく、予算の制約を踏まえた代替案を行ってくれるかも見極めのポイントです。

引き渡し後のアフターサポート

業務を開始してから、設備の不具合やレイアウトの微調整が必要になるケースは少なくありません。施工後の点検やトラブル発生時の対応窓口が整備されているかを確認し、長期的なパートナーとして安心して運用を任せられるかを確認しましょう。

まとめ

オフィスデザインの費用は、坪単価で10万〜30万円程度、総額では従業員数やデザインへのこだわりによって数百万円から数千万円以上と幅広く変動します。コストを最適化するためには、費用の内訳を把握したうえで、優先順位に応じたグレードのメリハリづけや、ワンストップ対応が可能な専門会社への依頼を検討してください。
オフィス環境の刷新は、社員の生産性向上や企業ブランディング、人材獲得につながる重要な投資です。自社のビジョンに寄り添い、予算内で最大の効果を引き出してくれる信頼できるパートナーを選びましょう。

オリジナル製品・空間デザインの詳細はこちら

家具什器・サイン・デジタルサイネージの詳細はこちら

オリジナル製品・空間デザインのことなら、ぜひご相談ください。

日本ディスプレイセンターは長年の実績とノウハウを基にオリジナル製品の提供から空間のデザインまで手掛けております。お気軽にご相談くださいませ。
日本ディスプレイセンターロゴ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

サービスに関するご質問や資料請求はこちらから。
お気軽にお問い合わせください。